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Action Scriptにはまった頃



秋灯やざわめく草の向こう側

今日は、することもなし、これまでの仕事の整理をしていた。サーバに保管してある個人データの中に、「Flash習作」というフォルダを見つけ、何かに取りつかれたように、FlashのAction Scriptに夢中だった頃を思い出した。
忙しいのに、何かをやりたくなることというのはよくある。これまで、いろいろなことに手を出してきて、ホームページをいくつも立ち上げてきたが、それは、暇だったからではなかった。忙しい中で何かに夢中になる、というのは、一つの快感でさえある。興奮してなかなか眠れない高揚感というものが、たまらなく好きだったのかもしれない。
このAction Scriptも例外ではない。60の手習いで、入門書と首っ引きで始めたのだが、入門書の通りに作っても面白くない。基本を一通り理解したところで、自分に課題を与え、それを作ってみることにした。
例えば、最初のころは、蛍や蝶の飛ぶような動きを作れないかとか、マウスで捕まえようとしても捕まえられないボタンなどはどうだろうとか、もっと後には、スクリプトで勝手に作る文字などにも挑戦した。一つのボールが弾んで自然に止まる。たったそれだけのことに、二晩も徹夜したことがある。しかし、ある日突然いやになってやめた。理由はなかった。ただやめたという事実があるだけだった。
そうした、半ば忘れていた習作が、ここにあり、いまつらつらと見ていた。動かないもの、途中までのものなども入れれば、数百もあるだろうか。よく作ったものだと感心する。しかし、そのスクリプトを見ても、今はちんぷんかんぷんでよくわからない。今だったら、こんな風にするのに、と思っても、もう直すことはできないのだ。あれだけのめり込んだのに、わずか三年程度ですべて忘れてしまうとは、何とも情けないことだ。

中で、いま、なんとなくいいなと思って見ていたのが、この作品だ。気負いもなく、ごく自然に作っている。俳句の世界だと一瞬思った。まさかFlashの作品に俳句を付けようなどとは思いもしなかったが、これだったら付けられそうな気がする。
Flashを作った時はたしか梅雨時で、風に揺れる草と、その草にとまる蛍をイメージしたと思う。しかし、今見ると、秋風に揺らぐ芒を思う。その向こうには、村の明かりがちらちらと見える。ざわざわと芒が揺れる音がして、一人で帰る夜道におびえているような、どこかさびしい風景だ。
草の向こう側に早く帰りたいという思い、それは、いつかどこかであったような、子供の頃の思い出でもあるような気がする。

このFlashのことは、当時、公開して途中で投げ出したブログ「あと何日かな〜」に、、「Flash Action Script習作集」として一部アップしてあり、「Action Scriptに挑戦」として、解説を掲載しているのだが、解説はいまさらできないので、少なくとも、ちょっと面白いFlashだけでも選んで、追加していこうかと思う。

URL:http://www.myshonai.com/flash/index.html
「Flash Action Script習作集」




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