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秋の海/秋日落つ

秋日落つ

秋日落つターナーの海鳶の笛

魚の写真も撮ったし、釣り具をしまってさて帰ろうと立ち上がり、海を振り返ると、何という光景。赤い夕陽が、滲むように、水平線の靄の中に隠れようとしている。
海と空の境も定かではなく、薄紫の朦朧とした空間が広がっているだけ。
ダイナミックでもドラマチックでもない。少しの青と、それより少しの赤を混ぜ、筆にたっぷり水を含ませて、紙の上を一撫でしたような、静かで混沌とした世界。
遠くにはウモネコか飛び、真上では鳶が一日の終わりを惜しむように、長く尾を引きながら鳴いている。
いつかどこかで見たような、秋の日の夕暮れの匂いがしてくるような、そんな光景。

この写真の俳句は、蛇足のようにも思えるが、まあ、俳句写真と言うことで、感慨を言葉に出して見たものの、何とも表現力の乏しい俳句だ。





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