自由への抜け道猫と赤まんま
習志野市から千葉市に続く海岸は、市の境界線が金網や柵で仕切られ、通り抜けることができません。
ところが、その障害を乗り越えて越境するものがいるのです。
赤まんまと猫と釣り人。
赤まんまは、もともとそこで生活しているわけですから、別に越境しているわけではありません。
障害物なんかあってもなくても関係ありません。
猫は、もともと自由ですから、通り抜けられる隙間があれば、どこでも通り抜けて行ってしまいます。
猫が通り抜ける穴を作った釣り人が悪いのです。
釣り人は金網を、人間が通り抜けられる大きさに切りぬき、千葉市から習志野市へ、また、習志野市から千葉市へ通り抜けます。
その穴を鉄条網などで塞いでも、また、その鉄条網を切ってしまいます。
道路工事用の柵で固めて、通行止めにしても、その柵をどけてしまいます。
国境ではあるまいし、千葉市から習志野市へ、習志野市から千葉市へ行くのは自由です。
どうしてそこに、金網やら鉄条網があるのでしょう。
千葉市が作ったの?習志野市が作ったの?
千葉市と習志野市、他にも不思議なことはいろいろ。
道路の広さが突然変わったり、境界線に段差があって、その両側をそれぞれ道路が二重に敷設されていて、行き来ができないし、住宅街は塀があって、隣の家に行くのにかなり遠回りをしなければならない。
市同士が喧嘩でもしているんでしょうか?