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秋草-2

秋の草

野にあればこそ愛ほしき秋の草

東京芸術大学美術館で開かれている木彫の展覧会が、明日で終わるということに,
今朝、気がついて、急遽出かけてきました。
思いがけず、高村光太郎の「鯰」が展示してあり、大感激。でも疲れました。

さて、秋草の続きです。
多分休耕田なのでしょう。田んぼの横に広い野原があって、一面、枯れたメヒシバに覆われている中に、よく見ると野菊やノゲシやイヌタデなどがたくさん咲いていました。
写真の草は、チカラシバという、エノコログサのお化けのような草で、周りの草よりも抜け出て非常に目立っていました。
望遠レンズで覗いてみると、うるさい周りのオヒシバなどがぼやけて、長谷川等伯の墨絵を見るようにいい感じです。
墨絵を意識し、できるだけ余分なものは写らないように、色もモノトーンになるようなアングルで撮ってみました。

その他の花では、都会ではちょっと珍しい、あまり見かけない花も撮ってきましたので、今日はその中の4点を紹介しましょう。

イシミカワ イシミカワアップ
▲まずは、イシミカワ。花はあまり目立たないのですが、実がとてもきれいです。直径5ミリ前後の青や紫、ピンク、黄色などの実が、団子を積み重ねたようにつきます。見るだけでうれしくなってしまいます。田んぼと畑の境目とか、藪と道端の境目など、ちょっと湿っているけれども日当たりが良い、といったところでよく見かけます。

アカバナ アカバナアップ
▲アカバナという草です。花は7月から9月末頃までが一般的なのですが、なぜか咲いていました。やはり田んぼのあぜ道や休耕田などの湿ったところで見かけます。棍棒のような長い子房のさきに、直径5ミリほどの小さなピンクの花を咲かせます。
秋には葉が紅葉し、枯れるため、この長い果実がとても目立ちます。

ハゼラン ハゼランアップ
▲この線香花火がはじけているような花は、ハゼランです。もともとは観賞用にアメリカから輸入されたもののようですが、今は野生化して、ときどきこうした野原などで見かけます。
花は、3時ころから夕方にかけて咲くため、三時花(サンジカ)とか、三時草(サンジソウ)という名前もあるようです。
残念ながらこのときは、ちょうどお昼頃だったので、まだ咲いていませんでした。
ひょろひょろと背の高い草なので、全体を写すと、どんな花なのかさっぱりわからなくなってしまいます。こういう花を写真に撮るのは非常に難しいですね。

ヒレタゴボウ ヒレタゴボウアップ
▲非常によく似た花に、日本の在来種のチョウジタデがありますが、これはアメリカ原産帰化植物のヒレタゴボウです。花の大きさと実の大きさが違います。
水田や休耕田、沼地、湿地などで見かけます。背の高いもので1メートルほどにもなり、群生している場合が多いようです。
秋になると紅葉するのか、ここでは赤いじゅうたんのようになって群生していました。



コメント
素敵な日本画になりましたね。
野にあればこそ愛ほしき、本当にそうですね。
取りあげてくださった野の花々も、群生とアップの両方をお見せくださったので、よく解ってその美しさも堪能しました。有り難うございました。
彫刻展にお出かけとか、いいものをたくさん見ておいでなのが写俳にも結びついているのでしょうね。努力なくしていい仕事はできないということなのでしょう。学ばせて頂きます。
ふふ、あまり長くなると又消えるかも。このへんで。
  • かずえ
  • 2011/11/06 12:23 AM
かずえさん

こんばんは。
コメントが消えてしまう件、いまはっと気がついてのですが、ひょっとして、パソコンとネットを無線ランで接続していませんか?
無線ランによっては、セキュリティを強化するために、接続先をランダムに変えて接続するものがります。
その時に、一瞬、接続が切断されることがあるので、入力トラブルや接続トラブルによって、文字が消えてしまうことがあるようです。
保存されないまま、その作業が途中で完了してしまうということなのではないでしょうか。
もし間違っていたらごめんなさい。
  • 無一
  • 2011/11/06 9:03 PM
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