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末枯れ

末枯れ

耕さぬ田や影もなく末枯るる

東船橋の山側は、休耕田が多く、空き地のまま、草に埋もれています。JRの駅まで徒歩15分、東京駅まで20〜30分と立地に恵まれている割に、宅地化が進んでいません。
この草一本の値段はいくらなのか、などとつまらないことを考えてしまいます。

この草は何の草かよくわかりませんが、イネ科のメヒシバに似た細く背の高い何かです。田んぼ全体が、もう黄色く枯れかかったこの草で覆われています。
この辺は、なぜかメヒシバならメヒシバだけ、ヒレタゴボウならヒレタゴボウだけ、というように、田んぼごとに極端に分かれているようです。
今回、野の花を撮影した場所がどんなところか紹介します。

休耕田 休耕田
▲写真左:道路を挟んで、右側が田んぼや休耕田、左側が畑と田んぼになっています。 道と田んぼの間には、小さな川(田んぼの用水路)が流れていて、セリやクレソン、ミゾソバなどが生えていました。
写真右:ここも田んぼなのですが、整地された跡があり、そこに一面に何かの草が芽吹いていました。

小川 小川
▲上の写真の道路の右側にある小川です。この川沿いには様々な花が咲いていました。ここは春にもさまざまな花でにぎわうところです。右側の写真は、川の真ん中に浮島のようになって咲いているイヌタデとイヌガラシ、セリなどです。浮いているわけではなく、川底にしっかり根付いているようです。

休耕田 休耕田
▲写真左:田んぼと畑の境の斜面に咲いている草花です。日当たりがいいためか、ホトケノザやカタバミ、ハコベ、ナズナ、ノコンギク、ノゲシ、アキノノゲシなど季節に関係なくさまざまな花が咲き乱れていました。
写真右:この写真俳句に使った場所。ここも休耕田のようです。奥には鬱蒼とした森というか小さな里山のようなものが広がっていて、ここにも面白い草がたくさんあるのですが、今回はそこまでは踏み込んでいません。



コメント
東京駅まで30分でもまだ自然が残っているのですね。農地は宅地に転用しにくい仕組みがあるのかもしれませんね。でもこうしてご紹介いただくと
野の花の宝庫は残してほしい気がします。

末枯れる田の色の向こうには緑が見えて、それぞれの草にも縄張りがあるのがよく解りますね。
末枯れの秋色の枯れ行く美しさ、都会と隣り合う田舎、懐かしく拝見しました。
  • かずえ
  • 2011/11/07 10:34 PM
かずえさん

こんばんは。
私が言おうと思って言葉が出てこなかったことを、代弁していただいてありがとうございます。
「縄張り」とは、まさに言い得ていますね。そうなんです。そう言うことを言いたかったのです。
  • 無一
  • 2011/11/08 9:46 PM
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